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| Q、きものや和裁のこと何も知らないのですが大丈夫ですか? |
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| これは、よくいただく質問のNO1です。今の時代、高校や短大、大学で、一般教養として和裁を習うことはほとんどあり
ませんし、普段、きものに接することも少ないので当然と言えます。結論から言えば、大丈夫、全く心配いりません。本校
では、例年、入学者の約80〜90%が和裁は全くの初心者で、授業では、初歩の運針から丁寧に指導していきます。 しかし、和裁士への道を考える上において、「何も知らない」と言うことは、パンフレットを見てもハッキリと意味が わからない、と言うことになります。同じような表現でも、その内容がずいぶん違うことがあり、知らないで入学する と後悔することになりかねません。 一口に「和裁士」と言っても、プロとしての「技術力」は人により実に大きな差があります。…と言うことで、ここで は、未知の世界を探検するつもりで、ひとつ勉強してみましょう。 |
| Q、高度な和裁技術って何でしょうか? |
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「和裁」には、次のポイントがあります。
つまり、「あらゆる種類のきものを、美しく、着やすく、クオリティを下げないスピードで仕立てる和裁技術」が、「高度な和裁技術」と言うことができます。 |
| Q、高度な技術を身につけるには何が必要なの? |
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| ズバリ、これは「教材」にかかってきます。あらゆる種類の教材と、「オーダーメイドの高級品」をどのくらい扱えるかが大切です。もちろん、教える先生の力量と、本人のがんばりが重要なことは言うまでもありません。 |
| 教材 |
| 国家検定を目標にする場合、教材は、既製品の安価なもので十分です。ところが、将来、きもののプロとして活躍する為には、オーダーの高級品を扱えないと今の時代仕事にはなりません。従って、多くの学校では、主に既製品を教材としていても、上級生になってから、どうにかオーダーメイド教材も手掛けるようにしているのです。「奈良きもの」では、体型に合った着やすいきものをつくる事こそ和裁の真髄であると考えています。だからこそ、1年生から教材は全てオーダーメイド品を扱い、着やすいきものの和裁技術を学べるようにしているのです。既製品かイージーオーダー品それともオーダー品か、高級といってもどの程度のものかなど、「教材」を知る事により、学校の技術レベルがハッキリと知る事ができます。 |
| Q、高級教材ってどのあたりから高級なのでしょうか? | |
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| 洋服ならばスーツでも20万円もすれば高級品です。きものも同じ位で高級品と呼べるかもわかりませんが、本校では、振袖や留袖などの礼装なら100万円は超えるもの、また、それだけではなく有名な染織家の先生方によって作られた作品も多く提供されています。 | ![]() |
| Q、カリキュラムだけでは違いがよくわかりません。 |
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| 入学前は、誰しも和裁の知識があまりありません。従って、各学校の和裁実習細目などを見てもピンとこないでしょう。浴衣、襦袢、振袖、留袖、訪問着…と種類を比べてみてもあまり変わりません。当然、和裁の学校と言うからには一通りあるはずです。そこで、以下にカリキュラム等を見るときのポイントをあげてみました。説明会等でも、しっかりと確かめてみて下さい。 |
| 和裁実習・カリキュラム・学校行事 |
| 和裁実習のポイントは、裁断を何年生で教えてもらえるか、にあります。卒業後、プロ和裁士として独立すれば、当然、自分で全ての責任をもって仕立てをしなければなりません。その際、最も熟練を要し、緊張する作業が失敗が許されない「裁断」です。特に手描き友禅など同じ物が二つとない一品物などは、いくら保険を掛けてあっても弁償して済むものではありません。最上級生になって初めて裁断を学び、低学年の間は部分縫いを中心に授業を進める教育システムでは、オーダーメイドの高級品を扱うには不向きといえます。 「奈良きもの」では、1年生から、裁断を教え、一人の学生が一枚ずつ仕上げていくやりがいのある「和裁実習一貫システム」を採用しています。 また、和裁士を養成する学校である以上、当然「和裁実習」が中心になりますが、学校によっては、ほとんど全て和裁縫製実習のみというところもあり、きものは縫えるけれども、きものの知識や素養は習えないという事もあります。逆に和裁縫製実習の時間をあまり減らすと技術が身につきません。 「奈良きもの」では、そのカリキュラムのバランスが大切であると考えています。本校和裁特別専門学科と和裁テクニカル学科の場合、80%は和裁縫製実習、20%はきもの専門科目とソフトウェア科目という割合で、高度な技術を身につけながら、幅広い知識と教養を得られるように編成してあります。 和裁以外になにが習えるか、どのようなカリキュラムか、視野を広げる学校行事があるか、などを見ることでその学校の教育姿勢がわかると言えるでしょう。 |